ツインズの中心打者で活躍した、DHジム・トーミー、
先発で17勝したカール・パバンーノ投手のベテラン
2人は、再契約しない方向、なのが明らかに
なりました。
ツインズがFAになった2人を引き留めない、と
発表したわけではないのですが、地元紙は
報道したので、2人が再び、ツインズのユニホーム
を着ることはない、でしょう。
トーミーはツインズが中地区優勝を決めた9月21日、25号
本塁打、通算589本塁打しているパワー・ヒッター。
地区優勝の功労者です。
歴代8位。7人しかいない600号の大記録は目前なのです。
「あと1年プレーして600号の仲間入りして
欲しい」と、願うのですが、「もう40歳を超す」と
契約延長をためらうツインズです。
パバーノも35歳でまだまだ働けますが、明確な
答えはありません。
ツインズは今や、チーム年俸が上がるばかりです。
2010年はターゲット・フィールドの完成、
大入り続きでチーム財政は悪くないはずですが、
年俸調停も控え、年俸削減に乗り出すようです。
ツインズの歴史は、若手がスターに成長し、年俸
が上がると、売り出し、若手に切り替えるやりかた
でした。
マウアー捕手の8年間、長期契約は始まったばかり。
ニューヨークやボストンのように、惜しげなく
大金を投資できる環境ではありません。
今後、さらに、だれが去る運命なのか、見守るしかありません。
了
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