カブスのトム・リケッツ・オーナーは、1月15日、カブス・コンベンション
で「カブスの功労者、放送マンのロン・サント氏を称える
銅像をリグレー球場前広場に建立。8月10日、対ナショナルズ戦
試合前、除幕式典を開きたい」と、明らかにしました。
サントさんは、12月3日、ガンのため70歳の生涯を閉じました。
終生、カブスに捧げた野球人で、現役時代は342本塁打、1331
打点、ゴールドグラブ賞受賞5回の名三塁手でした。
引退後は、放送マンへ転じ、カブスのファンを魅了する激励
のアナウンスを続け、地元ファンの人気絶大だったのでした。
カブスが球場前に銅像建立は、これで4人目です。
”ミスター・カブス”と言われた、アーニー・バンクス遊撃手。
2008年3月31日、クラーク通りに建てました。
鉄人、ビリー・ウィリアムス外野手(2010年9月7日、
アディソン通ち角)。ハリー・ケリー・アナ(2010年9月1日、
ウェーブランド・アベニュー。最初は1999年4月12日に
完成した第1号ですが、移転しました)。
サントさんは糖尿病を患い、この病気のリサーチ財団へ
様々のイベントを通じて献金した総額は、4000万㌦
にも達しています。
「彼のフィールドでの活躍、引退後の努力、を末長く
ファンに記憶して欲しい、願いを込めての建立です。
みなさん、いつまでも、偉大な功労者を称えてください」
と、リケッツ・オーナーは力を込めました。
カブスは今シーズン、左そでに、サント記念パッチを
縫い付けて闘う予定です。再びポスト・シーズン進出へ、
カブスをサントさんは見守り続けます。
了
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