ウィンター・ミーティング開幕目前、4日、大物スター
の移籍が決まりました。
レッドソックスは、パドレスのエイドリアン・ゴンザレス一塁手
をトレードで獲得。今季、打率・298、31本塁打、101打点の
成績を挙げた大砲。パドレスは3人のマイナー若手有望株
を指名して補強。今後のチーム力アップを目指します。
パドレスのGM、ジェド・ホイヤーは長くレッドソックスの
フロントにいた人物で、レッドソックスのマイナーの選手は
良く知っています。長期契約を望むゴンザレスを引き留める
より、有望若手と交換した方が得策、と、判断した
もの、と思われます。
これで、ケビン・ヨーキルズ一塁手は三塁へ回る
予定なので、FAになった、エイドリアン・ベルトレ
三塁手は、レッドソックスへは戻らないでしょう。
ヤンキースは4日、クローザー、マリアノ・リベラ
投手と2年、年俸総額300万㌦で、デレク・ジター
遊撃手と3年、年俸総額4500万㌦で妥結、
した、と言われています。
2人とも、全盛時代を過ぎて契約切れのFA。どこの
球団からも交渉はなく、ヤンキースは「大金は
出せない」と、交渉を伸ばし、条件を下げて折り合った
ようです。もう、かっての勢いのない、2人の大スター。
名声、実績があるだけに、来年の処遇は、本当に
難しいシーズンになりそうです。
どうやって、2人をうまく使うのか、ジョー・ジラルデイ監督の
手腕が問われます。
了
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