レイズは、昨年、最終戦(162試合目)にヤンキースを
振り切り、激戦のア東地区優勝を飾り、ポスト・シーズンへ
進出しました。
しかし、地区シリーズで敗れ、2008年に次ぐリーグ
優勝の夢はかないませんでしたが、若手の成長は著しく、
リーグ有数のヤング集団、と言われています。
だが、このオフはFAで中心選手を失い、2011年は
チームを再建できるかどうか、苦難の道が予想される
大ピンチです。
引き留められないのは、3番のカール・クロフォード外野手、
5番のカルロス・ぺーニア一塁手、クローザーのラファエル・
ソリアーノ投手のビッグ3。
チームの財政状況から、とても彼らの要求する大金は
出せないのです。
チーム年俸は、今季は7280万㌦(約60億4240万円)
ですが、2011年は5000万㌦(約41億5000万円)に
減らす方向ですから、どうしても、引き留められません。
クロフォードは盗塁王、オールスターMVPになった
スーパー・スター。ぺーニアは一発屋。ソリアーノは
リーグ2位の43セーブの抜群のクローザー。
「マイナーには優秀な若手が多いから、キャンプで
救援投手を多く抜擢する」方針ですが、ヤンキース、
レッドソックス、ブルージェイズら強敵ぞろいの東地区で、
連覇は至難のワザです。
昨年から移転した、シャーロッテ・スポーツ・パーク
のキャンプは最新のタウン施設。2月16日、バッテリーが
集合、2011年へスタートします。
了
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