メッツは29日、新GMサンデー・オルダーソン
を発表しました。もう60歳も半ばの
ベテランGMです。
4年契約ですが、まさに、前途は多難。
難問山積、なのです。
監督は未定。だれを連れてくるのか、
コーチ陣をどうするのか?FAになる中心選手
8人をどう処遇するのか?すべて簡単には
いかないのです。
「彼は実績があり、候補者(12人もいました)
の中では、インタビューして一番の人物
だった。きっと、メッツの新しい時代を開く
ことができる、と、期待している」
と、記者会見でフレッド・ウィルポン・オーナー
は語りました。
だが、期待が大きすぎるのは、万一、うまく
行かなければ、去る、という危機とも
背中合わせなのです。
「私は全権を任されているのではない。
”こうしたらどうですか”と、アドバイスする
ケースもある」と、新GMは話ました。
決断は運営責任者のジェフ・
ウィルポン会長は相談の中身を決める、というのです。
前任者のオマー・ミナヤGMが、補強、
運営、折衝に失敗続きだったため、
こういう経路になるのかもしれません。
アスレチックスの黄金時代を築いた、
当時のオルダーソンは、ニューヨークで
運営する難しさを、早くも感じているに違い
ありません。
ミナヤ時代は、ニューヨークの担当記者とも
衝突。地元としっくりいきませんでした。
これでは大変。どうやりくりするのか、数々の
舞台を踏んだ、オルダーソンの幸運を
祈ります。
了
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