ジャイアンツは細心の注意を払い、レンジャーズを
沈黙させました。
第2戦の勝利投手、マット・ケインと、バスター・ポジー
のバッテリーが試合後に会見。
「強打の3番、ジュシュ・ハミルトンを、いかに
抑えるか、が焦点だった。慎重に投げ、彼の前に
走者を出さないように苦心した」と、攻め方の一部を
もらしました。
会見ではコメントしませんでしたが、ヤンキースが
ハミルトンにいいように打たれ、彼を恐れるあまり、
取った、敬遠作戦がこごとく裏目に出た失敗を
教訓にしたのは、間違いありません。
ヤンキースはハミルトンに4本塁打された上に、
8四球も出し(敬遠5個)、走者をため過ぎたのは
後続の打者を奮起させ、大敗の原因になりました。
ジャイアンツは、ハミルトンの打ち気を巧みに
そらし、2試合とも、長打されませんでした。
ジャイアンツは2-0でリードした、これまでの
3回のワールド・シリーズは全勝。王座に
就いています。
最近では、2-0とリードしてから
逆転される4連敗したのは、
1996年のブレーブスだけです。
2連勝の51回中、40回はそのまま優勝、
のデータもあります。
ホームに戻れば、4番DHにゲレロも戻る
レンジャーズ。ホームの利は生かせるのか
どうか?レンジャーズが目を覚ますのを
祈りたい、ものです。
このまま、ストレートでおしまい、では
余りにも面白くないのです。
了
コメント