フィラデルフィア市中心から、ローカル鉄道(SEPTA)で、フィラデルフィア
アスレチックス歴史協会に行きました。
R2ラインに乗り(大人7㌦)約40分で着きました。駅員もいない、無人の駅。
ガランとした駅前広場で、地図を手に方角が分からず、迷っていると、
娘さんを迎えに来た感じの方が「私の車に乗りなさい。送るから」
と、乗せて頂きました。
この町のメイン・ストリート(ヨーク・ロード)の四つ角に、協会はありました。
本当に、この土地の方は親切です。お礼を言って別れ、協会のドア
を開けました。(着いてみれば、車に乗るほどの距離ではなく、徒歩10分でOKです)
あらかじめ、Eメールしておいたので、ディレクターのアーニー・モンテラ
さんと、事務局長のジョアン・サーサラスさん(女性)が、にこやかに
「ハロー!アキラ!」と、歓迎の笑顔。この協会は、アスレチックス一色。
みなさん、名監督、コニー・マックの熱烈な信者なのです。お2人とも
60歳を超すベテラン、と、お見受けしました。
アスレチックスは、コニー・マックがこの世を去るとともに消滅。
以後、カンザス・シテイ、オークランドへ移転しています。
館内は、文字通り、足の踏み場もないほど、アスレチックス展示物のヤマ。
1996年に同士をつのって組織され、この建物を借りて「アスレチックス
の歴史を後世へ残そう」と、運動を続けているようです。
みなさん、ボランティアで、大きなスポンサーもいない、組織ですが
会報も出し、ホームページも開設。その情熱はものすごいものです。
功労者を称える「ウォール・オブ・フェイム」が売り物。
アスレチックスの選手を、毎年表彰を続け、額も掲げてあります。
「もう会員は760人にもなりました。入場料も取るほどの設備では
ないので、館内の半分は、グッズ販売に当てています」
と、ジョアンさん。私はアーニーさんに「日本人が来たのは初めて。
マックと並ぶ記念写真を撮りたい」と、リクエストされ、
この写真は、会報に乗るでしょう。
お土産は頂いたのはコニー・マック像でした。
もっと、ゆいったりした、大きな施設があればいいのでしょうが
当分はこのままでやって行くそうです。
小さい町なのに、日本寿司屋の「島」がメイン・ストリートに発見。
さらに「カラオケ」のスナックもありました。日本人は見かけません
でしたが、まさに、こんなローカルの町に、意外な発見でした。
(了)
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