クーパースタウン野球殿堂入りしている、インディアンスの至宝、
ボブ・フェラーさんが「白血病」(白血球が異常に増える)」と、診断され、
クリーブランド・クリニックに2日間入院、治療の結果、正常に戻り
退院。今週、インディアンスのホーム「プログレッシブ・フィールド」の
記者席に、再び元気な姿を見せました。
「ボブ!カムバック!」と、迎えられたフェラーさんは「どうなるか、と、
思ったが、体力、気力ともに回復。心臓も特に異常はない。今は
気分もいいよ」と、元気に応えました。
フェラーさんは、1918年11月3日生まれ。91歳の高齢です。
フェラーさんより年長で、今もお元気な方は、1917年10月25日生まれ
のリー・マクヘイルさん(元ヤンキース、ア・リーグ会長)が92歳。
ボビー・ドーアさんは、1918年4月7日生まれ、92歳。元レッドソックス
の名二塁手です。90歳を超す長老は、もう、このお3方しか
いないのです。
インディアンスを愛してやまないフェラーさんは、ホーム・ゲーム観戦は
欠かしたことがありません。入院で2日間、観戦できなかったときも
「インディアンスはどうした」と、気にしていたそうです。
目下、ア・リーグ中地区最下位の不振。首位・ツインズに23ゲーム差
も付けられ、あと「2敗」で、今季の負け越しが決まってしまうピンチ。
「彼らがもっと頑張ってくれれば、私も、元気になるんだが」と
残念そうです。”火の玉”と、恐れられた豪腕投手、フェラーさん。
いつまでもお元気で。
了
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