8月4日、ヤンキー・スタジアムで、ヤンキースの4番、アレックス・ロドリゲス
三塁手が、1回裏、センターへ特大の先制2ラン。ついに、待望の600号本塁打
しました。プレッシャーで長く沈黙していただけに、ファンの歓呼の応えるポーズは
久々の笑顔が浮かびました。
これで、史上7人目の600号本塁打達成ですが、35歳8日のゴールは、ベーブ・ルース
の36歳196日を抜くスピード記録です。ホームでのゴールは4人目。ルーズも
ロードのセントルイスでした。いや、たいしたものです。
MLBコムは、先月のクーパースタウンの表彰式のとき、全米から集まった、殿堂入り
のOBにアンケートを取りましたが、賛否両論でした。
今年度、ただ1人、殿堂入りした、アンドレ・ドーソン外野手は「私もフロリダの生まれ。
アレックスがまだフロリダの高校生のときから注目していた。ついに、やった!と思うと、
わがことのようにうれいいよ」と、歓迎のコメント。さらに、サンディゴ出身の首位打者男、
トニー・グォイン外野手も「彼がマリナーズでデビューしたころから見ていた
彼のスイングはいいぜ。ボンズを抜く?あるよ、十分に」と、賞賛です。
しかし、「彼は薬物を使った、と認めた。その記録はいかがなものか」
と話す、オジー・スミス遊撃手。「彼も薬物グループ入りしたのは不幸だ」
と、レイン・サンドバーグ内野手。「これから薬物批判に対してどう立ち向かうか
注目しよう」(ゲリー・カーター捕手)。
600号会員にはバリー・ボンズ外野手、サミー・ソーサ外野手の薬物疑惑組
もいます。Aロッドは、これからは、どう進むのでしょうか。
了
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