8月3日、ついに、ア東地区の単独首位に立ったレイズは、また新星
が登場。ツインズに2連勝し、若手投手王国を、さらに充実させるすごさです。
先発したのは、ジェレミー・ヘンドリクソン。まだ23歳の右腕。185㌢、
83㌔。2005年の第4位指名で入団。アイオワ州の高校出身で、1Aから
順調に育って、2日、3Aのダラムから昇格。すぐに先発しました。
これは、先発投手陣の5人に1日の休養を与えるために呼び寄せたもので、
「彼は、その役目を十分果たしてくれた」と、ジョー・マデン監督は満足の結果
でした。
7回を3安打、2失点の好投。8連勝してきたツインズを沈黙させ、
「レイズは若手の宝庫だ。続々と、すごいエースが出てくる」と、
ツインズのロン・ガーデンハイヤー監督をうならせる力投でした。
へリクソンは予定通り投げきると、すぐ、3Aへ戻りました。9月には
再度昇格し、ポスト・シーズンへ備える予定です。
速球、変化球を同じフォームえ投げられるのが特徴で、豪快な上手投げの
本格派。レイズはヤンキースを迎えた3連戦は、大激戦の末、見事に
競り勝ち、2勝1敗と勝ち越して、堂々の首位進出です。
この3連戦は3日とも完売。レイズの歴史上、初の快挙です。
このテレビ中継がなかったの惜しまれる激戦だったので残念です。
へリクソンは無名だったので、契約金は50万㌦。格安の値段入団しました。
レッドソックス、ヤンキースとの3強対決をリードするレイズは、今や、
実力は本物なのを示してきました。
2年ぶりのワールドシリーズも夢ではなくなってきました。
了
コメント