14日、サンディゴでマグニチュード5・7の地震が発生。ペトコ・パーク
で試合中のパドレス対ブルージェイズはショックを受けました。午後9時
26分、8回裏のパドレス攻撃中でした。
揺れは約45秒ほどで、中断もせず、無事に終了しましたが、打席に
入っていた、パドレスのチェーズ・ヘッドレー三塁手は「地震はイヤ
だね。不気味だった」と、言いましたが、守る野手は気が付かなかった
選手もあり、右翼ポールの揺れで「地震か!」と、分かった選手も
いたようです。
このカリフォルニア沿岸一帯は地震地帯で、これまで、何度も激震に
見舞われています。
有名なのは、1989年のワールド・シリーズ、アスレチックス対ジャイアンツ
の第3戦試合前に起きた、震度7・1の地震でした。12日間も中断して
再開。アスレチックスがストレート勝ちで王座に着きました。
当時経験した、ブルージェイズ・シト・ガストン監督は「あのときの
すごさは今も忘れないよ」と、話しています。
私も、当時、サンフランシスコのキャンドル・スティック・パークにいましたが、
(当時は日本人記者はだれも来ていませんでした)停電するし、ホテル
はなくなるし、食料もなく、本当に大変でした。
サンディゴでは、事故もなく、無事で良かった、と思いました。
了
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