ブレーブスの先発、川上憲伸投手は、ついに、チーム新記録の9連敗。15日
も、レイズ戦に先発して4-10の完敗。5回で7安打、5失点。
4エラーも重なり(自責点2)KO負けでした。
この日のアトランタは曇りの天気でしたが、試合前に豪雨襲来。2時間20分も
開始が遅れ、プレーボールは午後9時過ぎ。1回には3番・ロンゴリアに2ラン
され、17分間、34球も投げる苦闘、早くも4失点ではたまりません。
がっくりの本人は無言でしたが、ボビー・コックス監督は「川上はいつも
内容は悪くないんだ。しかし、彼が投げると、不思議に援護がない。不運
の連続」と、かばいましたが、この日は、川上自身も2エラー。
どうしても勝てないあせりでミスも重なります。
これまでは、1926年、ロージー・ライアンと並ぶ8連敗。これで
ついに、川上の名前は永久にチームの歴史に残ることになりました。
こうなると、先発失格、マイナー落ちも十分ありうる話。
最下位から一気に首位に立ったブレーブスですが、連勝が切れるのは
常に川上。もう3ヶ月間も経って9連敗では「不運だ」とも言えないのではない
でしょうか。
故障リハビリから先発組も戻り、3Aのマイナーの若手と先発交代も起きるはず。
やがて、ブレーブス放出さえも考えられます。
東海岸地区では、故障続きのオリオールズ・上原投手もピンチです。
日本人選手はいなくなる危機ではないか、と、心配しています。
了
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