ピンチのアスレチックス

4月までア西地区首位に頑張ってきたアスレチックスは、ついに転落。

クリンアップを打つまでに成長したカート・スズキ捕手が脇腹痛みで故障リスト

入り。さらに長い休養リハビリから再起した、エース格のジャスティン・ヂュークシャー投手

（2勝1敗）も腰痛で検査のために、チームを離れました。

まさに、重大ピンチ。一気に最下位への危機です。

救援投手のブラッド・ジーグラーはツイッターで訴えました。

「こんなにファンが来ないのでは、選手は寂しい。スタンドを見上げると、

４、５０００人しかいないように、見える日もある。野球はスタンドが沸いて

盛り上がる雰囲気がないと、力が入らない。ファンのみなさん、

球場へ来てください」

開幕日と、ヤンキースを迎えた3連戦の中日に3万人を集めた以外は、

1万人がやっとのアスレチックスです。

オーナーは新球場建設に奔走しましたが、すべてアウト。今はお手上げ

の状態のまま、空しく時間が過ぎているのです。

「新しい球場ができれば、元気も出ます。応援してください」

と、訴えるジーグラー投手。

オークランドはＮＦＬレイダースに間借りしている形で、今は、ＮＦＬ

シーズンではありませんが、すべてはＮＦＬ仕様になってしまっているので

野球には不向きなのです。

今季、ついに、ツインズは新球場を作り上げました。アクセスが良いので

連日満員続き。うらやましい、のは選手共通の感情でしょう。

建設土地のメドがつかないのでは、前進しません。

いつ、朗報が届くのでしょうか。

了