「補強は完璧にできた、と思ったが、そうは、簡単にはいかなかった」
と、マリナーズの敏腕GM、と言われたズレンシックは苦悩の表情です。
地区優勝どころか、最下位転落。全く打てず(チーム得点、打率とも
ワースト)8連敗し、第5節終了でマイナス7。ここからの巻き返しは
容易ではありません。
9日のエンゼルス戦前、マイナー3Aタコマのアロンゾ・パウエル打撃コーチ
を引き上げ、アラン・コックレル打撃コーチを解任、再スタートしました。
ワカマツ監督の部屋へ呼ばれたコックレル・コーチはビデオをチェックして
いて緊急呼び出しに呆然。開幕1ヶ月での失職に言葉もありませんでした。
「流れを変えるため」という、GMの言葉ですが、ナインからは「アランは連日
早朝出勤で懸命にやっていた。彼の責任ではない。実行できなかった、
選手が悪い」(スィニー)と、反発の声も起こりました。
力通りにやっていたのは、イチロー、3番のグチエレスだけ。問題児、
と入団に疑問の声があった、ブラッドレーは全く役に立たず、GMの補強の
見込み違いには、批判が多くあります。
パウエル新コーチは中日ドラゴンズで首位打者を取り、タコマでも最多本塁打、
パワーの実績を残した人物。これで一気にパワー・アップ出来るのかどうか、
私は、再三、オープン戦からチームの不調を書いてきましたが、
やはり、予想通りの悪さでした。
グリフィーJも2割がやっと、ノーアーチの不振で「もう解雇も近い」
とも言われています。まさに、前途多難のマリナーズです。
了
イチロー中心のチームをやってるからこうなる
今1番打者がチーム最高年俸のチームがどこにあるでしょうか?
1番は重要なポジションですが得点を生み出すのは中軸です
軸のないチームは弱い
投稿情報: プロフェッサ | 2010年5 月13日 (木) 02:34