ナ・リーグ西地区のジャイアンツが4連勝0敗の好スタートです。
30球団で全勝はジャイアンツしかありません。
サンフランシスコのホーム開幕の9日(デーゲーム、4万294人の大入り)
はブレーブスを迎えて延長13回裏、1番ロワンドのサヨナラ安打で5-4
の快勝。敗戦寸前の9回裏、2番レンテリアの同点2ラン(この日も3安打。
開幕から通算・688の爆発です)で追いつき、勝利を手にしました。
相手のブレーブスは前日はカブスとのナイター終了後、すぐ大陸横断の移動では
きつい。サンフランシスコのホテル到着は、この日の午前2時30分。仮眠
を取って、午後1時35分開始の試合ですから大変でした。
「日程通りに動くだけさ」と、老将ボビー・コックス監督は平然としていましたが、
チームは14残塁の拙攻。コックス監督はこの回、猛烈抗議で退場処分第1号。
監督の退場記録保持者は、さらに更新する厄日でした。
ジャイアンツがホーム開幕日に延長13回もやったのは、1917年4月20日、
当時ボストン・ブレーブスに4-2で勝利して以来、93年ぶりの歴史的な
1日でした。
ジャイアンツはマイナー組織が優秀で、2009年のマイナー全体の成績は
30球団の1位(463勝305敗)を記録し、続々若手が育っています。
2年連続サイヤング賞受賞投手、ティム・リンズカムのサイヤング賞
トロフイー式典は10日の試合前に行います。
11日の日曜日には「AT&Tパーク創立10周年記念式典」を
試合前に行い、2000年当時のメンバーが集まります。
今春のアリゾナ・オープン戦は23勝の両リーグ最多勝利を挙げた
ジャイアンツ。若手黄金投手陣でスパートしそうな予感もします。
了
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