メジャーは5日(月)各地で一斉に開幕しました。
日本と違って、アメリカは月曜日の開幕です。ほとんど、デーゲーム。
ナイター開幕もアナハイム、オークランド、ヒューストン、がありましたが、
各地は雨にもたたられず、何とか2010年のスタートを切りました。
朝日新聞の投書欄「声」に、東村山市の近藤雅彦さんの「大リーグそのもの
を伝えてくれ、日本人に結果しか報道しないのはおかしい。何が起きたかを
知りたい」という投書がありました。
本当にその通り、だと思います。
私はこのコラムで全体を眺めて、面白いニューズを集めていますが、
スコアしか載らない試合が多く、日本の新聞、スポーツ紙を読んでも
分かりませんね。
5日は波乱の連続。オープン戦当時、背中を痛めて注射をうち、途中から再起
した、昨年のMVP、アルバート・プーホルズ一塁手の強打はこの日のハイライトでした。
特大アーチを2本、5打数4安打3打点、4得点の大暴れ。今季もすごさは
少しも衰えていません。
投手では昨年、パーフェクト達成のホワイトソックス左腕エーズ、マーク・バーリー
が絶妙のコントロールで、オープン戦好成績のインディアンスを沈黙させ、7回
3安打無失点の妙投。今季もワザ師健在です。
昨年のサイヤング賞投手、ロイヤルスのザック・グリンキーと、19勝の
タイガース右腕、ジャスティン・バーランダーとの対決は、グリンキーが完全に投げ
勝ったのですが、救援が打たれて勝利はフイ。バーランダーも4失点で交代。
敗戦を免れました。
カブスを迎えたアトランタはこの日最高の5万3081人の大入りでした。
今季限りで引退表明の名将、ボビー・コックスの門出をファンは後押しです。
プーホルズをサポートした、新打撃コーチ、マーク・マグワイヤは11-1と
ナショナルズを粉砕してほっと一息。ナインの信頼も厚く、アドバイスは頼りになる、
と順調に第1歩を踏み出しました。
明暗さまざまの5日。フィリーズもナショナルズに圧勝。移籍の右腕エース、ロイ・ハラデー
投手も9三振奪取。7回1失点で上々のデビュー。連覇へ貫禄の好スタート
でした。
了
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