アストロズは1月12日、オーナー(CEO)ドレイトン・マクレーン氏が「チームを手離す
ときがきた」と、身売りを明らかにしました。
レンジャースに続いて、またテキサスのチームのオーナーが交代します。
レンジャースのように、オーナーが破産状態で売るのではなく、16年間も
アストロズを経営してきたマクレーン氏は「私ももう73歳。後進に道を譲るときがきた」
と、地元・ヒューストンで新たな経営者を捜すようです。
すでに2008年には、ヒューストンのビジネスマン、ジム・クレーン氏が「身売りするなら
引き受けたい」と、名乗り出たことも明かしましたが、このときは、条件が折り合わず
破談になったようです。
マクレーン氏が1992年に買収したときは1億1700万㌦(約117億円)だったので、
今の売値はどのくらいになるか、分かりませんが、経済不況が長引く今、
なかなかいい条件で売るのは難しいようです。
アストロズはこれまでの通算勝率は・530。メジャー6位の高い勝率を残している
優良チーム。6回もプレーオフに出場。2005年にはワールド・シリーズにも
出場し、激戦のナ中地区では好成績を残しています。
アストロ・ドームから今のミニッツメイド・パークに移転し、2004年には
オールスター・ゲームも開催しています。
マクレーン氏は「1月末までには結論を出したい」という意向ですが,果たして
だれが引き受けるのか、注目したい、と思います。
了
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