ワシントンDC・ダレス国際空港は、東海岸のニューヨークと並ぶ主要空港。
その混雑ぶりはは大変でした。
成田の出発が遅れ(離陸許可が出ないため)約1時間ものロング・ディレー。それでも
さすがはUA便。現地到着は定刻ぴたりの午後3時14分でした。約12時間の長旅
には参りましたが、さて、ここからが大変でした。
ゲートに入ると、ここの名物(メインターミナルへの移動バス)のムーバー・バスが
入国管理ゲートへ着くのには15分間もかかるのです。
やっと、各窓口に向かうと、アメリカ市民、ヴィジターの二つに別れていて、
市民口はどんどん流れますが、諸外国からの入国者は、ノン・ビザ書類に、自分で書けない
人もいて、時間はかかるばかり。空いた市民口へ回ってやっと完了しました。
指紋取りは面倒。①右手4本指②右手親指③左手4本指④左手親指の
順。OKのグリーン・サインが出ないと、また、やり直しの指令。
最後が顔写真。そして①何日間滞在するか②所持金はいくらか③帰りのチケットは
持っているか④カードは⑤旅の目的は観光か、仕事か?と、矢継ぎ早に質問されます。
挙動不振だと、たちまち警官が飛んで来るので、すべて「ハイ、ハイ」とおとなしく
しているに限ります。これでは、乗り継ぎ便は時間がなくなる危険は性十分。
幸い、係官は親切だったので、手際よく済み、ほっとひと息でした。
バゲージ・クレームも大混雑。私はキャリオンだけにして荷物は預けなかったので、
スムーズに外へ出られましたが、外国からの便が多い空港は、それなりの
長時間の覚悟が必要です。
ムーバー・バスは2008年で廃止され、各ターミナルを巡回する鉄道に代わる、
と、言われていましたが、工事は全く進んでおらず、来年へ先送りのようです。
電車(成田でもターミナルとメインを結ぶ電車が走っていますが)なら、
もっと早く運ぶのではないでしょうか。
もっとも、移動バスは満員にならないと発車しないので、ビジネスもエコノミー客も
同じ一線。早く降りても有利にはならないのです。
さあ、いよいよ、ワシントンで行動を開始します。
(了)
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