4月28日、MLBコム・ニューズで「ヤンキース、ついに高価席チケットを値下げ」
が流れました。
開幕以来、5万2325人収容の新ヤンキー・スタジアムは、まだ、一度も
満員になっていないのです。専属TV局「イエス・ネットワーク」で放映される度に
空席がはっきり映されるので、ついに、たまりかねたハル・スタインブレナー・オーナー
が決断。「ネット裏席がガラガラなのは目立ち過ぎる。もっと買って頂けるように
努力しよう」と、命令。値下げを発表しました。
これは「レジェンド・スィーツ」「デルタ・スカイライン360スィーツ」と呼ばれる特別席
で、1000㌦席を650㌦へ、新たに購入した方には3試合中1日はプレゼント券
も含むサービス、と言うわけです。
デレク・ジター主将は「昨年までは場内ぎっしりで、すごい緊張感が
伝わってきた。今年は寂しい雰囲気です。少しでもファンに来て頂ければ、われわれは
うれしい」と、話しています。
ホーム開催6試合の平均は4万4502人。それでも、ア・リーグ1位の動員ですが、
このペースでは、300万人動員さえ超えるかどうか、心配になります。
値下げ、といっても、庶民に手が届く値段ではありません。
もっと、ファンが来ることができる手頃なチケットを作らないと、多くの人の
反応はにぶいでしょう。
一番の大入りだった、4月16日のインディアンス戦も4万8271人、と発表されましたが、
実は、約2000枚はタダ券だったのが判明しました。
しかも、投手陣が崩れて惨敗続き。すでに15失点(13日のレイズ戦)
22失点(18日のインディアンス戦)16失点(25日のレッドソックス戦)の
3試合は信じられないほどの崩壊状態。
投手陣の防御率は6・26のリーグ最下位。やっと,この日、4連敗で止めましたが、
チームが好転するかどうか、は誰にもわかりません。
了
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