レッズは昨年もナ中地区の5位。最下位を免れるのがやっと、の不振が続いて
います。しかし、今季は若手の成長で復活の気配です。
第3週を終えて首位・カージナルスから2・5差の3位。貯金2。十分射程圏内です。
観客動員も平均2万5142人。チーム打率は・233のブービーですが、投手陣が
健闘。リーグ6位に付けています。
ハラング、アロヨの両輪に加え、ボルケス、クエト、オウイングも安定し、すでに
完封勝利も2回。侮れない存在になりつつあります。
開幕日の4月6日(月)は「全米一番早いスタート」が売り物で、シンシナチ市午後1時10分
のプレーボール。(しかし、最近はESPNの全米中継で1試合だけ繰り上げるため
この伝統も崩れました。今季はフィラデルフィアでフィリーズ対ブレーブス
の試合を5日に開催)他の都市の様子などjは気にしていない、シンシナチのファンは
4万2177人も集まり満員でした。
今季の日程も幸運。20連戦がないのです。
13連戦が4回ありなすが、最長は17連戦(9月4日から20日)で比較的楽
になっています。ホーム休日は2日しかありませんが、移動日は15日あります。
インター・リーグは5カード。インディアンスとの”オハイオ決戦”が、5月22日
からホーム。6月26日からクリーブランド。他はロイヤルズと6月12日から、
カンザス。ホワイトソックスとは6月19日からホーム。ブルージェイズと
6月23日からトロント。すべて3連戦です。
ホワイトソックスを迎えるシリーズの2日目、6月20日は「シビル・ライツ・ゲーム」
(公民権復活運動記念日)に指定され、市内各所でイベントを行います。
例年、メンフィス市で開幕前に開催していましたが、春先の天候不順に悩まされ、
今年度はシーズン中、シンシナチに移動しました。
レッズの先祖、シンシナチ・レッドストッキングスは全米で初めて誕生した
プロ・チーム。1869年5月4日に第1戦を行ってから130連勝した歴史
があります。この日はレッズOBで3冠王になった、フランク・ロビンソン外野手
のジャージーが先着3万人にプレゼントされます。
2年目になるダステイ・ベイカー監督も、今季はチームを掌握して
自信の采配ではないでしょうか。
了
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