ジャイアンツはアリゾナ州で58年間連続のキャンプ。スコッツデール市では29年間
連続開催になります。これは、メサ市で31年間連続開催中のカブスに続く
最長連続キャンプ記録です。
今春は2月25日、と例年より早くオープン戦を始めたため、チーム史上最多の
41試合もオープン戦日程を組んでいます。
キャンプには58選手が参加。そのうち、支配下外は18人。投手は一番多く29人
もいますが、マイナー契約の招待組は6人だけ。
新旧サイヤング賞トリオが健在なら、このワクに入るのは至難の業でしょう。
昨年のオープン戦(ホーム14試合)では1試合平均1万642人を動員。これは
カブス(メサ・ホホカム球場)の1万993人に次ぐ、アリゾナ州動員第2位の
人気球団がジャイアンツです。
スコッツデール・スタジアムは1981年から使用。歴史のある野球場で、
場内の壁には、ここで活躍した名選手の表彰額が多く飾られています。
ここはフィーニックス市ダウンタウンのバス・センターから、72、76番の市営バス
が2本運行しています。片道わずか1㌦25㌣(約120円)でOKです。
往復(または1日パス)でも2㌦50㌣(約240円)。楽にデーゲームを観戦して日帰り
ができます。帰りの時間が気がかりなら、スコッツデール市内には多くのイン、
モーテル、ホテルがあるので、1泊して戻るのもいいでしょう。
気温27度。スコッツデールは湿気がなく快適です。空気が乾いているので
打球が実に良く飛びます。このため、ビッグ・スコアの試合が多く、
その環境の中でも楽に切り抜けている、サイヤング賞トリオの投球は、
いかに素晴らしいか、分かります。
了
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