3月5、6日に紹介した「超豪華なグレンディール市」のドジャース新タウンのキャンプ内容
が明らかになりました。
14日、AP通信が伝えた記事によると、新タウンの春のオープン戦チケットは、ネット裏の
最高席が、何と90㌦(約9000円)もの超高値。これまで、ドジャースが61年も過ごして
きたヴエロビーチ(フロリダ州)時代は、ネット裏のベスト席でも20㌦(約2000円)
でしたから、4倍以上の値上げではありませんか。
「最高席はドジャー・スタジアムのダグアウト・シートと同じです」と、キャンプ運営責任者の
デニス・マニオンさんは説明しています。
チケット値段には①VIP駐車場(無料。通常は10㌦)②食事、飲み物、グッズ購入
に使える20㌦のクーポン券③帽子サービス④水、サングラス、タオル・サービス
が含まれています。座席1万席は30、26、24、18㌦の4種類。外野芝生席は8㌦です。
オープン戦に日程も発表されていますが、ホーム第1戦は、3月1日、ブリュワーズ相手
です。ホームは全部で17試合。ホーム最終戦は3月30日、アスレチックス
です。ナイターはなく、すべて1時5分プレーボールのデーゲームです。
これ以降はロサンゼルスへ移動。ドジャー・スタジアムで3試合行い、4月5日、
サンフランシスコがオープン最終戦。翌日は公式戦開幕になります。
オープン戦のチケット発売は来年1月を予定されています。
これまで、アリゾナ・オープン戦のチケットは、最高46㌦(レッドソックスの主催試合)
で平均16㌦。この異例の高値で、果たしてファンは来るのか?いささか、気に
なりますが、「メイン球場以外にも、16面の練習場を設け、ファンは目の前で
選手のプレーを観察できます。ウォーキング・ツアーは便利だと思います。
施設は2月1日には完成します。目下は80%の進行状況。すべて順調です」
と、マニオンさんは公約しています。
メイン・スタンドの中央指定席には屋根がかかり、直射日光の暑さを避け
られます。総工費1億㌦(約100億円)の豪華プロジェクト。ホワイトソックス
もこの施設を使う予定で(まだ正式には未定)。両チーム別々の施設は最新の
設備にする、と約束されています。
了
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