バンクーバーの野球博物館、その２

スペシャル・イベント・コーナーには、オリンピックの特集壁面があります。

「だれが、いくつ金メダルを取ったか？」の問いかけもあります。

チケット（１０㌦）の入場者のサービスには毎週火曜日の午後2時から、

研究員のジェイソン・ベックさんが、丁寧に説明してくれる、ガイド・ツアーが行われます。

「カナダのスポーツの歴史はどう展開したか」のガイドは、もし、聞くチャンスがあれば

逃したくないものです。

バンクーバー朝日は、戦争のために消滅してしまいましたが、その活躍は

２００３年、カナダ野球博物館・殿堂入りで称えられ、当時お元気だった方々が

表彰式に参加されました。

このＢＣスポーツ殿堂入りの式典は、2005年4月２９日、バンクーバー市

バラード湾に面したリゾート・ホテル「ウェスティン・ベイショア」で、ディナー・パーティー

の形式で行われました。参加者は「これで、ついに、地元でも認められた」と、

喜び合ったそうです。

バンクーバー市郊外バーナビーの「日系博物館」でも、２００５年１０月２８日

から2日間、日系の方々を招いて、パネル・ディスカッションを始め、多くの

イベントを行い、朝日が社会でどういう存在だったか、を話し合いました。

現在、バンクーバー市には、ノースウェスト・リーグ所属の「カナディアンズ」

がプレーしています。オークランド・アスレチックス傘下のＡ級リーグ。

現在、トップのレギュラーで活躍中のカート・スズキ捕手も、ここでプレー

していました。

専用球場は「ナット・ベイレー・スタジアム」。バンクーバーの野球支援に

情熱を傾けていた、レストランのオーナーの名前を記念した野球場です。

６月から9月までの短期シーズンで、東西2地区（４チームずつ）に分かれて試合し、

9月１０日に閉幕します。球場は郊外ですが、美しい花が咲き乱れるので

有名な「クイーン・エリザベス公園」の隣の場所。オンタリオ・ストリートと、メイン・ストリート

の交差点の角地です。カナダ１００年の野球の歴史を受け継ぐチームです。

ここは、２０１０年冬季バンクーバー五輪のカーリング会場に予定され、目下、

座席の拡張を改修工事を急いでいます。電車、バスでも行かれるので、

出かけてみてはいかがでしょう。

了

Comments

[投稿情報: sirube]

突然のコメント失礼致します。
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