ついに、混戦のナ・リーグ西地区は、全5球団が勝率5割以下になりました。
4月7日から首位をキープしていたダイヤモンドバックスがブリュワーズに連敗。42勝
43敗。まだ2位ドジャースには1・5差の首位を保っていますが、他の地区相手に
やられっ放し。ダイヤモンドバックスは4月までは快調に走り、ナ・リーグのベスト勝率
を誇る好スタートだったのに、その落ち込みはひどいものです。
最近のシリーズは勝ち越したのはわずか3、負け越し8。スイープされたのは4回
もあります。それでも、首位を続けられたのは、後続の4チームがみんな不振
だったからです。
追う2位のドジャースも、5月31日に5割を割ってからは、ダイヤモンドバックスが
負ければ、ドジャースも負ける、という連鎖反応で、差は少しも縮まりませんでした。
1、2位の差が2ゲーム以内になったのは今季初めて。
ダイヤモンドバックスは7月4日の独立祭記念日を、「ウェルカム・ベテランズ・デー」
とし、ブルー記念帽子をかぶります(相手はパドレス、午後6時40分からホーム・
ナイター)。
試合終了後に花火ショー。軍人関係者は半額サービス・チケットで入場できます。
ナ西地区優勝を決めた昨年は47勝38敗。その落ち込みぶりが分かります。
昨年後半の猛烈スパートでワールド・カード出場し、ワールドシリーズにも出る
波乱を見せたロッキーズもまだ34勝、あと一歩で逃したパドレスは33勝。
ともに両リーグのワースト敗戦を争う有様で、どうなるのか、この不振は
いつまで続くのか、見守りたい、と思います。
了
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