マイアミの宝、と称えられているのが、24歳のハンレイ・ラミレス遊撃手です。
6月15日は全米30球団が一斉に行った「父の日」合同イベント。「前立腺がん対策資金」
へのファミリー・デーでした。選手はブルーのリスト・バンド、ユニホームにブルー・リボン
を付け、全球団がホームラン・チャレンジに参加。ブルーのホーム・プレート、
ブルー・打線表などとともに、後日チャリテイに寄贈するイベントです。
快晴の日曜日。どこも満員の盛況でした。
5月の「母の日」はピンク一色のイベントを開催。「乳がん対策運動」へ寄付しました。
メジャー・リーグは、この父母の日一連の運動を、毎年続けているのです。
父の日に、故郷・ドミニカから父・トリビオさん、母・イザベルさんを招待した、ラミレスは
「父から野球を教えてもらったわけではないが、父は、私が15歳のときから野球観戦
に車で連れていってくれた。バットやグラブも買い、いつも励ましてくれた。今は両親に
感謝あるのみ」と、話していました。
5月17日、6年間契約延長、年俸総額7000万㌦(約75億6000万円)の巨額
サインしたラミレスは、契約後、この日が初めての「父の日」だったのです。
4年間、レッドソックスで芽がでなかった不運を一気に吹き飛ばす移籍。
無名の男は、2006年新人王、チームMVPで開眼。今や、将来を楽しめるホープです。
再び1番に戻り、チームの牽引車。70試合を過ぎて、ナ東地区2位に頑張る
マーリンズ。残り92試合のプレーが楽しみです。
了
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