バンクノース・ガーデンは、1級のアリーナです。バスケット・ボール試合での座席は、
1万8624人。アイスホッケーでは1万7565人。フル・サービスのレストランは2つ。
売店も36カ所。ビデオ・スクリーンも完備。場内へ入れば、その壮観に圧倒されます。
1995年11月13日、完成、オープンしました。
「ニューイングランド、ボストンの長いスポーツの歴史を伝えよう」と、このスポーツ殿堂計画は
1977年にスタートしました。構想の目的は「地元の青少年に伝統を紹介する教育に力を
注ぐ」ということでした。当時は公開する施設がなかったのですが、昔から写真、映画フィル
ム、ビデオを収集。コレクションは実に豊富です。
毎年、7000人を越える高校生、ボーイズ&ガールズ・クラブ、放課後の授業、などの
参観が多い、と言われています。
5、6階の展示は5つの部門に分かれています。
ホッケー、バスケットがメインで、野球が続き、NFLのペイトリオッツの展示もあります。
最後は「ボストン・ガーデン劇場」。最新の展示は、新ヤンキー・スタジアムの工事中、発見
された、レッドソックスの主力選手、デビット・オルティーズのユニホーム展示です。
「ライバルのユニホームを埋めた、ヤンキー・スタジアム・ジャージー」。この関連写真も
展示されていました。土中に埋まっていたため、もう泥にまみれ、ぼろぼろの感じですが
「ヤンキースののろいがこもる」とも言われています。
この博物館が一時借用したので、展示期間は4月18日から4週間。もう、返還されています
が、ボストン市民は、どんな思いで眺めたのでしょうか。
了
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