シェイ・スタジアムには、3階にもコンコース壁面に、写真展示があります。
その時代の歴史、出来事を明瞭に知らせる、メッツの思いがファンに、
伝えられ、語り掛けています。
古いシェイ・スタジアムは、コンコースも大きくはなく、狭いのですが、
今度、新球場「SITI・フィールド」がオープンしたら、この歴史展示が、
どのように展開されているのか、楽しみにしています。
名GMとして知られる故・ブランチ・リッキー氏を記念した「ブランチ・リッキー賞」
には、左腕、アル・ライター投手が1999年に受賞しました。その記念額が
展示胸像群の横に並べられています。
ライター投手は、その長年の社会福祉活動を認められ、翌年の2000年には
「ロベルト・クレメンテ賞」も受賞しています。
ギル・ホッジス監督は、常々、「毎日グラウンドにいると、必ず、新しいことが
覚えられる」という、名将、コニー・マック監督の言葉を胸に刻んでいました。
日々、頭を新鮮に、仕事に向かっていた、と言われています。
惜しいことに、1971年4月2日、心臓マヒで急死。まだ47歳。これから
円熟の道を歩もう、としていたときの死去でした。「ホッジスが元気だったら」
と、多くの人に惜しまれたのでした。
来春オープンする「CITI・フィールド」は、4万5000人、と今のシェイ・スタジアム
より1万2000席減りますが、その分、コンコースも広がり、売店、ストア、飲食店、
トイレも増え、ファン・フレンドリーの野球場に変身するはずです。
ニューヨークへ再び訪問の予定ですので、「CITI・フィールド」のニュールックを
お伝えしたい、と、計画しています。
了
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