”ボイス・オブ・マリナーズ”で有名な、デーブ・ナイハウスさんが、
クーパースタウン野球殿堂入りしました。
放送マンに贈られる「フォード・Cフリック賞」受賞が、2月19日、発表されました。
この賞は、1978年から制定され、最近ではファン投票も加わり、
19人の選考委員が最終投票して決まります。
今年度は、候補10人の中から、その実績を認められての殿堂入りです。
表彰式は7月27日、クーパースタウンで行われます。全米野球記者投票で
選ばれた、グーズ・ゴセジ投手を始め、もうひとつの優秀記者賞に贈られる
「J・G・テイラー・スピンク賞」の故ラリー・ホワイトサイドさんとともに、
掲額されます。黒人のホワイトサイドさんは、白人社会だった、スポーツ・メディアに
黒人ライター登用への道を開いたパイオニアでした。
ベテランズ委員会の選考で選ばれた、5人の方も一緒に表彰を受けます。
ナイハウスさんは、温顔で親しみのあるアナウンスが人気を集め、
もう、実に31年間もマリナーズの放送を続けています。
マリナーズのチーム創設時代からマイクの前にいる、チームの宝のような
存在の人なのです。
昨年まで、マリナーズの4899試合中、9割8分にも当たる4817試合をカバー。
病気治療で1996年に21試合欠場した以外、ほとんど休んだことがないほど、
放送を続けた長年の努力はものすごいですね。
実は受賞が発表された2月19日は、ナイハウスさんの73歳の誕生日。
インディアナ州プリンストンで1935年2月19日に生まれたナイハウスさん。
何という素晴らしい”ハピー・バースデー”でしょうか。
了
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