ナイハウスさんは、生涯、マリナーズの実況(プレイ・バイ・プレイ)アナです。
クーパースタウン殿堂入りの朗報に、その名誉に、マリナーズは沸きました。
一番最初に、祝福の電話を掛けてきたのは、かってマリナーズの看板打者
だった、レッズ・ケン・グリフィーJ外野手。フロリダのキャンプ地からでした。
昔、マリナーズが、今の、セーフコ・フィールドではなく、キング・ドームで試合
していた時代の中心選手。当時は、まだ、プレーオフにも、ほとんど
縁がなく、苦しい時代を体験していただけに「良かった!昔を思い出すよ」
という、グリフィーの言葉に、ナイハウスさんは「本当にうれしい電話でした」と、感激
に胸がつまった、と言います。
ナイハウスさんは、すでに、マリナーズの野球殿堂には、2000年5月7日に、
選ばれています。チーム2人目の栄光でした。
「子供のころ、ラジオ中継を聞いていて、いつかは僕も、と思っていた夢が、
ついに実りました。言葉では、言い表せないくらい、の感動でした。
今季も、さらに続けたい、と思います」と、言うナイハウスさん。
父・ジャック、母・ダラニアさんは健在で、一人息子の殿堂入りに
心から喜んだ、そうです。「両親のお陰で私は、ここまで来た。
偉大な両親でした」が、感謝の言葉でした。
ナイハウスさんは子だくさん。子供3人、孫4人。だれか、
後継者になるのでしょうか?
シアトルへ行ったら、放送席を仰いで、ナイハウスさんの顔を眺めて
下さい。あの名調子「マイ、オー・マイ!」や、ホームランを形容
する「イット ウィル フライ アウェー!」を耳にできるでしょう。
了
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