このウィンター・ミーテイングは、1年に一度、野球人がつどう
大パーティー、なのです。
3日から6日までの4日間、毎日、パーティーや、ディナー集会
があり、そのにぎやかなこと。今年は、地元ナッシュビル・サウンド
が、総力を挙げて参加しますから、これまでと違い、音楽的で、
いや、大変なものです。数多くのグラミー賞受賞歌手も出演。
このパーティーと同時進行での商談を盛り上げます。
MLBコムも「予想を超える収穫アリ」と、予言しているほどなのです。
今年で通算106回目。連日、記者会見も予定されています。
メディアにうれしいのは、メジャー30球団監督が、期間中の2日間に
渡り、1人約1時間で会見に応じ、公式戦の会見とは違う、その
人柄を間近に見れるチャンスがあって、とても参考になりました。
監督は東西から参加し、ほとんど欠席者はありません。
各監督も試合後の苦痛な会見ではないので、表情はおだやか。
「なるほど、こういう人だったのか」と、改めて感心するほど、
その応対ぶりは印象に残っています。
そして、みんな話術がうまく、ジョークやエピソードも交え、
身振り、手振りで話してくれます。本当にサービス精神満点ですよ。
昨年、フロリダのウインター・ミーテイングを取材したとき、
日本の記者は、松坂の行方、トレード話に気を取られて、
監督会見を聞く人は少なかった、ようですが、
私は、じっくり聞いていて、面白い試みだ、と思いました。
日本で、このようなオフの企画がない、のは、残念に思います。
場所はメデイア・センターの公式会見場。いわゆる
「囲み取材」方式で司会者もなく、自然に始まり、いつの間にか
質問が切れるとジ・エンド、になります。
了
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