ガスリー市へ行くには、同市のホームページで確認して下さい。
ホームページのアドレスはwww.guthrieok.com です。
朝食付きの民宿が100㌦以下で大変リーズナブルに泊まれる、
とも言われています。私はここに宿泊しなかったので、オクラホマ・シテイの
ダウンタウン・ホテルでタクシーを頼み、往復100㌦
(約1万1400円。待ち時間込み)でOKでした。
タクシーもホテルで依頼するのが安全です。運転手次第では、
待っているはずの車が行方不明、というトラブルもないではありません。
ある日、「まず行きの運賃を払ってくれ。それでガソリンを入れるから」
と言われたこともあり、心配でした。
ともかく郊外へ行く公共のバスはありませんので、自分でレンタカー
を運転しない限り、タクシー頼みは運、不運も背中合わせです。
私が行った日は大変親切なおじさんで、ガスリー市の案内、ガイドも
してくれ、きちんと待っていて、ほっとしました。
昔のビルを改造した簡素な建物でしたが、感心したのは
博物館運営の目的を「地元青少年の教育が大事」と、はっきり定めて
いることです。
「オクラホマの青少年に少年時代に飲酒、タバコの誘惑に
負けるな、の運動を展開。いかに、偉大な先人はその害を
超えていったか」を常時訴える集会を開いています。
館内の奧には広い劇場があり、野球場のダイヤモンド形式にして
子供たちを集めて学習会。野球人の成功者を招いて
の野球教室で、この運動を展開しているのです。
各学校や、クラブに呼びかけて、子供たちのためになる
話をしています。
この博物館は単なる見学の場ではないのです。
さらに、この地方に関係の深い先住民、インディアンの
スターも扱うコーナーも、そのひとつ。「彼らを尊敬し、
その足跡を大事にする」この博物館の意図は立派、だと思います。
この博物館は日曜日休館、月ー木は午後1時から、週末は
午前10時から。いずれも午後4時まで。入館料金はナシ。
自由献金で寄付を集める形にしています。
オクラホマで盛んだった女子野球のコーナーでは、初の
女性オーナー、パティ・コックス・ハーパーさんの紹介が
目を引きました。
毎年4月下旬に初期入植者を記念した「89セレブレーション」
のお祭りがダウンタウンで開催されます。数万の人々が集まり
大変にぎやか、だと言われています。
了
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