オクラホマ・シテイには、ダウンタウンの東北50丁目に
「全米ソフトボール殿堂・博物館」があります。ホテルから
タクシー往復で25㌦(約2280円)。そう遠距離ではありませんでした。
ここに行くのも公共バスはなく、歩いて行くのはやや無理です。
世界最強を誇るアメリカのソフトボールは、1933年に協会
が設立され、この殿堂が完成したのは1957年です。
草原と林を抜けて行くと、この平屋建ての博物館があります。
アメリカ五輪女子代表は、アトランタ五輪で金メダルを獲得。世界
選手権4回優勝。アテネに続いて北京も最有力、と言われて
いるチームで、この博物館に隣接して、ソフトボール専用
スタジアムが建てられ、アメリカ代表は、いつも、ここで
合宿練習し、海外遠征する予定になっています。
この球場には「ダン・イー・ポーター殿堂スタジアム」と
かっての名選手の名前が付けられ、簡素なスタンドもあります。
オクラホマ州はソフトボールが普及し、非常に盛んな土地。
この博物館は「ソフトボール・コンプレックス」と命名されています。
ソフトボールの普及指導、資料収集、研究分析の総本山。
毎年、指導を受けるクリニック参加者は10万人を超える、
歴史があります。
正面入り口には、ソフトボールのホームプレート上の
クロスプレーの群像が迎えてくれます。
アメリカ五輪代表の特集は、すべて地下の展示場に展開して
います。この地下にはあらゆる資料が管理され、常駐の
歴史研究員、職員がどんな質問にも答えてくれます。
アマ・ソフトボール機関誌「全米ソフトボール・マガジン」も
ここで発行しています。
毎日開館していますが、午前9時から午後4時まで。
10月から4月までの冬期間は週末はクローズされます。
チケットは大人2㌦(約228円)。
掲額されている代表選手は、みな男まさりのパワーに満ちた
スーパー女性ばかり。圧倒される光景でした。
了
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