ブッシュ球場の目の前にあるのが、カージナルス殿堂。
正式には「インターナショナル・ボウリン博物館・殿堂、
カージナルス殿堂・博物館」。つまり、ボウリング場と
同居している、珍しい博物館です。
受付で「なぜ、ボウリングと一緒なのですか」?聞くと
「セントルイスでは、ボウリングが昔から盛んでした。約
110年の歴史があります。チケット代金(大人6㌦、約720円)
には、ボウリングを4フレーム楽しめるサービスも付いています。
これで、ボウリング・ファンを呼び、ついでに、カージナルスも見学して
もらおう、という狙いなんです」と、笑った。
横長のビル。左側にボウリング博物館と、レーン。右には、
カージナルス殿堂。
このカージナルス殿堂は、1983年創立。1996年に、今の
形のビルに新築。カージナルス100年余の伝統を、余すところ
なく収容。館内は、カージナル(ミズーリ州の鳥、ベニ雀)にちなんだ
赤一色です。オジー・スミス遊撃手、大打者、スタン・ミュージアル、
70本塁打のマーク・マグワイア、黒人エース、ボブ・ギブソン、
らの、メモラビリアが展示されています。スカウトや放送マンも。
特に、”ザ・マン”と敬愛されている、ミュージアルのコーナーは、
4カ所にも分けて展示され、彼の偉大さを、詳細にたどる、こと
もできます。
場内の劇場では、カージナルスの偉大なスターの足跡が
理解できるビデオも、常時上映され、ゆっくりと、楽しめます。
4月から9月までの野球シーズンは毎日、午前9時から、午後
5時まで。試合日は6時半まで。10月から3月までは、
11時から4時まで。土、日、月は3連休です。カージナルスの
ホームページからも、この殿堂の案内が分かります。
ボウリング博物館によると「ボウリングは、古代エジプトから
5000年余の歴史がる」と、言われ、昔のボウリングの様子
を展示しています。
時間があれば、野球見物と、殿堂訪問は、いかがでしうか。
了
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