ワシントンは「黒人の街」とも、言われています。非常に
黒人が多いのです。このため、「治安に気をつけろ」とも言われています。
私は、RFK訪問は、デーゲームを選び、地下鉄で往復しました。
昼間なら、危険を避けることもできます。旅は、安全第1。何の
不安もない、1日でした。
RFKフロント入り口に、殿堂入りの一部が掲額されていました。
セネタース時代の1937年から、1981年まで、実に勤続44年。生涯を
RFKスタジアム、に捧げた、と言ってもいい、グランド・キーパー、
チャールス・ウェザースさん。
真っ白の開襟シャツ、左胸に赤で名前の刺繍。白帽子。写真が
添えられていない、のが残念ですが、ウェザースさんの遺品を、
ガラスケースに収めて飾ってあるのは、いかに、この人物が、全身全霊で
芝管理、グラウンド調整に努力していたのか、分かります。
グラウンド・キーパーが掲額されている、殿堂、博物館を、見たことは
ありません。
もう1人は、「ワシントン殿堂入り第1号」と、説明付きの
ジョセフ・クゾーさん。1990年10月1日に掲額されました。
ワシントン一帯のプロ、アマを指導した、アスレチック・トレーナー主任。
メジャー、NFLを始め、大学、高校のトレーナー、として
功労があった、と、書かれていました。
こういう、地味な方々を大切にしている、RFKの伝統は
素晴らしい、と思います。タイトルには「初代のスペシャル賞」。
クゾーさんの写真は、いかにも、行動力がある、誠実さを
感じる、表情でした。
ここは、アトランタ五輪の会場にも使用された、と、数々の
写真が展示されています。
再び、メジャーが去り、新球場へ移転すると、このRFKは
どうなるのか、歴史は、どこに続くのか。サッカーのMLS
だけで、支えていかれるのか。複雑な思いで、眺めました。
了
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