アムトラック鉄道でワシントンへ戻り、すぐ、メトロで
RFKスタジアムへ。私は、ワシントンDCの中心「メトロ・センター」
駅周辺のホテルに泊まったので、アクセスは非常に楽でした。
ワシントンDCの地下鉄路線網は、アメリカ1番の充実ぶり。
四方、八方へメトロで自在に行けます。RFKへ行くには、オレンジ、
または、ブルー・ラインに乗り、「スタジアム・アーモリー駅」で下車
すれば、すぐに、球場は見えてきます。
メトロセンター駅からは8つめの駅。下車したら進行方向の階段を登
って直進。交差点を右折すれば正面入り口へ。
RFKスタジアムは、故ケネデイ大統領を記念した命名ですが、
何分にも、1961年建設の古いスタジアム。現在は、サッカー
のMLS「DCユナイテッド」と共有しており、施設は、もう、時代遅れ
の感じは否定できません。
モントリオールから移転したときからの、悲願だった、専用球場
建設は進み、2008年4月オープンを目指して「ナショナルズ・パーク」
の工事中。2007年は、RFK最後のシーズンになりました。
モントリオール時代の五輪スタジアムにあった、「エクスポズ殿堂」は、
どこにもなく、「ナショナルズは、エクスポズを引き継いだのではない」
姿勢が分かります。モントリオールには、数多くのメモラビリアがあった、
のですが、RFKには、全く、エクスポズの関連展示は、ありません。
外野の右中間フェンスには、「ワシントン・ホール・
オブ・スターズ」のグリーンに地に、白色文字で書かれた、垂れ幕が
掲げられているのが、唯一の殿堂展示です。ホームのブルペンの
上の壁に、約30㍍の横幅の広い、巨大な幕です。
ここに、同居していたNFLレッドスキンズ(現在は移転)の
スター選手らの名前も、セネターズの歴代スターとともに、掲げられています。
セネターズ時代の大投手、ウォルター・ジョンソンを始め、
多くの、有名スターが、ずらり、と並んでいます。
しかし、写真も説明もなく、殿堂、というには、やや、寂しい
感じでした。
新しい「ナショナルズ・パーク」は、最新の設備でオープンしますが、
どういう形で殿堂を造るのか、まだ、内部の詳細は、明らかにされて
いません。
今度は、NFLもサッカーにも別れた野球専用。きっと、
モダンな設計になる、と期待しています。
了
コメント