レッズ殿堂の1階では、1890年代の昔のオルガン演奏
があります。昔の球場演奏は、現代とは違って、オルガンが
唯一の音楽だったのです。
この2階には、他の、野球博物館にないものが、展示されて
います。「フロントオフィス」と、いうテーマのコーナーに、黄金
時代の、チーム選手年俸一覧、チーム運営経費明細書、
契約書などが公開されています。私の知る限りでは、この種
の資料をオープンしているのは、レッズだけ、だと思います。
ビッグ・レッド・マシン時代の最高給料は、MVPも取った、
ジョー・モーガン二塁手。250万㌦。現代だったら、1000万㌦
以上かも知れません。当時の選手評価を知る、貴重な資料です。
2階の最後のコーナーは、殿堂入り69人の掲額。選手だけでなく、
フロント、オーナー、GMも含まれています。ノン・ユニホーム組
まで、差別なく選んでおり、まだ、スペースは十分。現役を引退
したら、ケン・グリフィーJ外野手も、この殿堂入りは、間違い
ありません。
シンシナチの観光案内所「ヴィジター・センター」は、ファウンテン・
スクエアの一画にあります。豊富な資料があり、観光の相談にも
乗ってくれます。市内の詳細な地図も、ここで、手に入れました。
市内の有名ホテルは、ほとんど、このファウンテン・スクエアに
集中。どこからでも、歩いて、球場へ行ける距離なのが、うれしい。
レッズに再び、黄金時代が来ることを、祈りたい、ものです。
好感の持てる町、シンシナチ。スパーキー・アンダーソン監督
のように”シンシナタ”と、叫んで。
了
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