寂しい帰郷、テキサス敗戦でファン・ラリーナシ

今度こそ、の願いも空しく、レンジャーズは

ワールド・シリーズ最終戦に敗れ、ナインはセントルイスから

深夜便でテキサスへ戻りました。

ダラス国際空港には、２９日午前3時、真夜中の到着時間に

約１００人もの多数のファンが出迎えました。

ナインは握手し、サインして、空港で解散です。

昨年、ホームでジャイアンツに敗れたときは、

翌日、ダラスでファン集会、ラリーを開催しましたが、今年は

「何も行わない」と、首脳陣はすでに決断していたのです。

それは「今年はより高い目標をセットしたので、

敗れれば何もしない、のはチームの方針だった」

と、レンジャーズ広報担当、ジョン・ブレイク氏は説明

しています。

これを知ったファンは「せめて空港でナインを歓迎したい」

と、各地から車で駆けつけました。

「彼らが2連覇した偉業は素晴らしいもの。何も恥じるもの

はない。このマジカル・シーズンに、最後まで楽しませて

くれたナインへ、感謝の言葉しかない」と、遠方から深夜来た

スチュワート・ブレイクさんは話しています（ＥＳＰＮ

ホームページ）。

選手は空港で別れ、迎えに来た家族とともに我が家へ。

すぐ、２０１２年へ、スタートです。

了