MLBは26日、今年度のポスト・シーズン選手配当金を発表しました。
優勝したジャイアンツは、選手1人当たり(50人で分配)37万7002㌦64㌣
(約3100万円)にもなり、これまでの最高額、2006年のカージナルス
(1人36万2173㌦07㌣)を抜く新記録の配当になりました。
選手への配当は入場料収入を配分しますが、まず①ワイロドカード2試合の50%、
②地区シリーズの最初の3試合の60%、③リーグ・シリーズ、ワールド
シリーズ4試合の60%を選手へ分けます。
今年度から配分チームは「ポスト出場10チーム」に限定されました。
昨年まではポスト8シームに地区2位の4チーム、合計12チームでしたが、
新たにワイルド・カード・チームが増えたので、変更されたのです。
ア・リーグ優勝のタイガース(48人で分配)は1人、28万4274㌦50㌣、
リーグ・シリーズ2位のカージナルスは1人12万2558㌦29㌣、ヤンキースは1人
11万5065㌦28㌣(黒田投手、イチロー外野手も)でした。
ヤンキースは58人、カージナルスは56人で分配しています。
どのように分けるかは、その球団の選手会の投票に任されており、
全部配分率は違います。
なお、禁止薬物違反で50試合出場停止処分を受け、プレー
できなかった”幻の首位打者”メルキー・カブレラ外野手は、
ジャイアンツ選手会が「彼も優勝に貢献した1人」と、フル配分を決め
受け取る予定です。
ともかく、ポスト・シーズンに出ないことには配分はありません。
来季もこの制度が続くので「ヨシ、来年こそ」と、選手の新たな目標になる
ことでしょう。
MLBの公式発表でした。
了
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