14日、アの監督賞はアスレチックスのボブ・メルビン監督が受賞しました。
ナのジョンソン監督と同じように、2007年、アリゾナで受賞しており、
2人そろって「両リーグでの受賞」です。
今季は94勝68敗。前年からプラス20の大躍進。アスレチックスでは1992年
のトニー・ラルーサ以来20年ぶりの監督賞です。
後半の追い込みはものすごく、オールスター以降51勝25敗、3連覇を
目指したレンジャーズとの最終3連戦に全勝。最終日に地区Vを達成
したスパートには、次点に終わった、オリオールズのバック・シュワルター
監督が「僕もボブに投票する。彼の今年は”グレート・イヤー”」と、
祝福・称賛のコメントです。
今季サヨナラ勝利14回。101人もの新人投手を先発させ、130種類ものメンバー表、
「彼は選手の個性を良く把握していたからできた。選手の力を発揮させた
指揮ぶりはさすが」と、ベンチ・コーチも驚くばかりでした。
「ナ・リーグとは違うので大胆にやれた。失うものは何もないから
思い切ってやれたんだ」。
今季の監督賞は、シュワルターとの一騎打ち。28票はすべて2人
で独占。メルビンは1位票16が物を言いました。シュワルターは12、
2位票はメルビン12,シュワルター16。史上4回目の大激戦でした。
51歳のメルビン。だれも真似できない采配(さいはい)でした。
MLBコム、CBSスポーツラインのレポートです。
了
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