バレンタイン監督、１年で解雇

レッドソックスは４日、ボビー・バレンタイン監督を解雇。すぐに後任

捜しを始めます。

この日、今季６９勝９３敗、あえなく東地区最下位に転落。最後は今季ワースト

の８連敗。なすすべもない有様に、ベン・チェリントンＧＭは監督を呼び、「２０１３年

は新監督」で、と通達。バレンタインも「いい経験だった。フェンウェー・パーク

１００年祭の節目の年に現場におれたことを大切にしたい」と、サヨナラでした。

開幕は４勝１０敗、最下位のワースト・スタート。それでも５月下旬は５割を

超し、これから、というときに、７月から連戦連敗。さらに、４番のゴンザレス、

右腕エースのべケットらをドジャースに放出する大改造が始まりました。

「レッドソックス史上最悪のメンバー」と、監督が嘆くほどの戦力不足でした。

この間、監督と主力選手の対立も表面化し、オーナーに選手は直訴

する内乱も明るみにでては、この結果も仕方がありません。

フェンウェー・パークは今季も完売。これで７９３試合連続売り切れの記録

を続けていますが「チケットは売れていても、スタンドは空席が」

の不安も出ています。

新監督候補は、現・ブルージェイズ監督、ジョン・ファーレル、と言われて

いますが、彼はまだ１年契約が残り、ブルージェイズが承知するか

どうか？定かではありません。

強敵ぞろいの東地区。オフの再建は容易ではない、と思います。

ＭＬＢコムのレポートでした。

了