ワールド・シリーズは24日、サンフランシスコAT&Tパークで開幕。
地元のジャイアンツはリーグ・シリーズ逆転優勝の勢いで、タイガースに
8ー3の圧勝。2010年(レンジャーズ)に続いて、ホーム開幕戦を握りました。
驚いたのは、ジャイアンツの3番・パブロ・サンドバル三塁手。
何と「3打席連続アーチ」。
豪腕・バーランダー投手から、1、3回に、2番手のアルバカーキ投手からも
スタンドにぶち込みました。1、5回はセンターへ、3回は左翼へ。
バウチー監督(ジャイアンツ)も、リーランド監督も「驚いた」というのが
第1声でした。
ワールド・シリーズで1試合3本も打ったのは、ベーブ・ルースが
2回、レジー・ジャクソン外野手(ともにヤンキース)アルバート・プーホルス
(カージナルス)の3人しかいない偉業。しかも、歴史に残るホームラン・
バッターばかり。サンドバルとは、まさかの快挙です。
サンドバルは2010年は1試合(8番)しか起用されず、ノーヒット。
先発・ジトも、ローテを外れていました。その2人の男がやるとは。
サンドバルは太り過ぎで減量を命じられ、苦難の再起でした。
「自分でも信じられない。でも、2日前、ここで優勝を決めた
パワーがみんなにみなぎっていた。その勢いはバットに
乗り移った」。(サンドバルはポスト・シーズン、これで6本です)。
第4打席でもシングル。4安打10割。いやはや、ものすごいものでした。
「脱帽するしかない。もう明日のことを考える」と、リーランド
監督。タイガースは4連勝でヤンキースを破ったあと、5日の空白が
応えました。「何も弁解しない。やられた」と、無念のバーランダー。
2010年のジャイアンツはホーム2連勝のスタートでした。
タイガースの2006年は休み過ぎで1勝4敗。カージナルスに
第2戦で勝利しただけでした。
歴史は繰り返される、でしょうか?
MLBコムのレポートでした。
了
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