ナ・リーグ・シリーズは14日、サンフランシスコで開幕。
4万2534人の満員でしたが、ジャイアンツは4-6で敗れ、
まだ、地区シリーズからホームで1勝も挙げられません。
先発左腕、バムガーナーが2ラン2本を含む6失点のKO。
4回、二塁打2本とベルトランの2ランで4失点(このときに0ー6)
は手痛いダメージでした。
この日も左翼本塁打したベルトランは、地元ファンが激しいブーイングです。
昨年、1年限りで退団、ジャイアンツと再契約せず、カージナルス入り。
憎いヤツ、という印象がぬぐえないのでしょうか。
先発・リンが4回、5本の長短打で4失点。一気に2点差に
迫られると、6人の救援投手を、1人イニングの必殺リレーで封じ、
逃げ切りました。
1本勝負のワイルドカードから、地区シリーズ、この日と、
2番・ベルトランは、ポストシーズン6試合中、5試合にアーチ。
相手にダメージを与える、キラーぶりです。
「カージナルスは、どんな状況でもパニックにならない強さ
がある、のは、ここに来て良くわかった。だから、昨年も
王座に着いたんだ。どんなタイプの試合でも適応できる」
と、ベルトランは分析しています。
マセニー新監督は、2005年から2年間、捕手でジャイアンツ
に在席しており、昔を知るファンは拍手で歓迎していました。
2010年のジャイアンツ、昨年のカージナルス。王者同士が
ポスト・シーズンで対決するのは、1958年のワールド・シリーズ、
ブレーブス対ヤンキース以来、54年ぶりの歴史的なシリーズ
です。
「ナイス歓迎だった。私の昔を知る人がいる、というのは
うれしいこと」。マセニーは、さらに自信を深めて臨みます。
リーグ・シリーズは両リーグとも、ホームが負け。さて、明日は?
CBSスポーツラインのレポートでした。
了
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