ナ西地区首位・ジャイアンツは、31日、シカゴでカブスに4-6の敗戦。
30日、ヒューストンのナイターは、試合終了が午後10時30分。それから
飛行機でシカゴ・オヘア空港へ、宿舎に着いたのは午前3時でした。
その上、この日、リグレーの試合はデーゲーム。午後1時20分開始。
ナインは練習せず、ヴィジターのクラブハウスで休養。ぶっつけで本番へ。
やはり疲労は隠せず、3回で0ー5では逆転の気力も
起きませんでした。
しかも、アメリカ中部の猛暑は、依然として去らないのです。
この日のリグレーは気温33度。地元で暑さ慣れしている、カブスには
とてもかないません。
「選手にはタフな試合でご苦労さまだった。無理は言えないよ」
というのがブルース・バウチー監督のコメントです。
ジャイアンツはロード6連勝でストップしましたが、このシカゴ
3連戦を終えれば、以後、3日からの残り試合は全部、西地区相手。
長距離移動はこれが打ち止めなのです。
「シカゴ遠征さえ乗り切れば」の思いはだれもあるはずでした。
ジャイアンツは8月は18勝11敗。全米王座に着いた2010年9月と同じペース。
「さあ、9月に一気だ!」。
一方カブスは、すでに80敗。5位定着の最悪シーズン。下手をすると、
1996年以来の「100敗シーズン」にもなりかねません。
この日は4番・ソリアノ外野手が左翼場外へ飛ばす特大の2ラン
など3打点の大暴れでした。
CBSスポーツラインのレポートでした。
了
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