ナ中地区最下位、両リーグ負け越し一番乗り、もう83敗もしているアストロズは、
19日、2年連続最下位のミルズ監督を解任、傘下マイナー3Aオクラホマ監督
トニー・デフランシスコを「代理監督」に起用。後任監督捜しを
始めました。
負けも負けたり、7月8日から最下位に定着。特に7月17日からは
12連敗の惨状。このペースでは100敗は軽く超しそうな流れです。
ミルズ監督とともに、打撃コーチ、一塁ベース・コーチの2人も解任、
いずれもマイナーから代役を引き上げました。
デフランシスコは、マイナー監督17年のベテラン、オクラホマ・シテイに
招かれる前、サクラメント(3A)で3回優勝の実績があります。
若手切り替え中のアストロズでは、これらの選手を良く知る適任者ですが、
ルノーGMは「そのまま続投」とは言わないので、あくまで、
今季の残り試合の代役のようです。
アストロズは、来年は「両リーグの均等化」のため、ア・リーグ西地区へ
強制移籍する運命が待ち構えています。レンジャーズを始め、
強敵そろいのア西で戦うには、それにふさわしい人材を起用したい、
考えのようです。
ジム・クレーン・オーナーは「最近の沈滞ムードを吹き飛ばす男を
必ず見付けたい。再びヒューストンへ栄光を。チェンジ!」と、命じて
いますが。そうは簡単にはいかないでしょう。
もう122試合を消化、残り40試合。5割以上勝たないと、
チーム史上初の汚名、連続100敗シーズンは避けられません。
これは至難のワザです。
アストロズ・コムのレポートでした。
了