ヤンキースの黒田博樹投手は、14日のレンジャーズ戦に2安打散発
の完封勝利。11勝目を挙げました。
CCサバシーア、ペティトの先発左腕が故障、苦しい投手陣で、1人
頑張るのが37歳のベテラン、黒田投手です。
7月18日のブルージェイズ戦で完封勝利していますが、これは、雨で7回
コールド・ゲームだったので、事実上、ヤンキース入りして初めての
9回完投、完封勝利になります。
6回までノーヒットの力投。ファンは「あと3回!」と、応援コール。その
声援に励まされた成果です。7回、アンドラス遊撃手に初安打されて
夢は消えましたが「勝つことが第1」と、速球、スライダーを投げ分け、
ア・リーグ打率1位を誇るレンジャーズを封じた投球(あとはヤングのシングル)
は見事でした。
ドジャース時代から、黒田とコンビを組むマーチン捕手は「私が受けた中で
ベストの投球だった。本当にすごい」と、感嘆していました。
「彼は年間を通じてコンスタント。期待を裏切ることはほとんどない。
ウチが首位をキープできるのは、黒田は中5日でキチンと投げてくれている
からだ」と、ジラルデイ監督も賞賛しています。
日本人選手が総崩れの中、黒田の体調管理、ニョーヨーク
でのプレッシャーにも勝つ強さはさすがです。
東西首位対決のレンジャーズ戦に2連勝したヤンキース。黒田の
初のワールド・シリーズ出場を期待したい、ものです。
MLBコムのレポートでした。
了
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