ナ中地区は首位・レッズが1週間ぶりにホームへ戻り、メッツに3-0の圧勝。
今季初めて2位との差は「6」に開きました。
これで、ナショナルズに次ぎ、2番目の「70勝」に到達です。ア・リーグは
まだ、どこも70勝チームはなく、レッズのポスト・シーズン出場の見通しは
次第に明るくなってきました。
昨年も競り合いながら、ブリュワーズ、カージナルスにあと一歩及ばず
3位に後退したレッズ。この日は9回表まで0ー0の接戦。しかし、
5番・ブルース右翼手が会心のサヨナラ23号3ラン。ベンチ総出の
バンザイでした。
まだ116試合目、あと46試合も残っています。最後の息切れもない
ではありません。そういう「9月の悲劇」の歴史も否定できません。
その上、故障休養中の3番・ボット一塁手の再起は見送りになりました。
「チームが好調のとき、万全の体調にして戻りたい」という本人の意向
です。ボット不在の間、チームは20勝8敗でした。
この日のヒーロー、ブルースは、最近、24試合に打率・220の
不振だったのに、我慢して使い続けてきた、ダステイ・ベイカー監督も
「ようやくバットが振れてきたようだ。当たりを取り戻すのを待っていた」と、
ほっと一息です。
レッズは先発5人のローテを守り、ほとんどローテを崩さずやってきた
唯一のチームです。
この選手を信頼して使う監督、期待に応えるナイン。
クエド、ラトス、ベイリー、アロヨ、リークの先発5人が故障しない限り、
レッズはこのまま進む予感がしますが。
CBSスポーツラインのレポートでした。
了
コメント