驚きです!今季3人目のパーフェクト完成!。
マリナーズの右腕エース、フェリックス・ヘンルナンデス投手が、8月15日、
ホームのセーフコ・フィールドで、ついに達成しました。
相手はレイズ。打者27人、三振奪取12個。見事なピッチングでした。
3回、モンテイのシングルで挙げた1点を守る1-0の快投でした。
両手を突き上げ、マウンドで仁王立ちのフェリックス。まさに”キング”と
恐れられるエースの貫禄でした。速球にスライダー、絶妙なカーブ。
すべての球は自在にコントロールされ、6、8回は三者三振。後半は
外野にも打球は飛ばず、レイズ・マドン監督は7回、主審に判定の
抗議して退場処分。レイズ・ベンチはなすすべもありませんでした。
これで、今季の完全試合は3人目。1880年、2010年の2回を
超す、1シーズン史上最多の大記録達成です。
捕手・ジエイソは「あのカーブの曲がり落ちる角度は打たれない。
速球との組み合わせで、だれにも打たれる気がしなかった」と、
表現しています。
「いつかやりたい、と念じていた夢がついに実現した。言葉では
言い現せない。グレート!」と、興奮を隠せないフェリックス。
「実は妻が前夜、故郷・ベネズエラへ帰ってしまった。子供も連れて。
家にはオレ1人なんだ」。
シアトルでは、今季3回目のノーヒット・ノーラン。4月21日、マリナーズは
ホワイトソックスのアンバー投手に第1号をやられています。
マリナーズのノーヒットは、1990年6月2日のランデイ・ジョンソン投手、
1993年4月22日のクリス・ボジオ投手に次ぐ3人目(あとリレー・ノーヒット
を6月8日に記録)ですが、ホームでは初めて。キングは偉大な歴史を
刻みました。
レイズは、これが通算5回目のノーヒット・ノーランをやられました。
完全試合されたのは3回目です。
いまや、投げれば完封、連戦連勝のフェリックス。この内容でゆけば、
2度目のサイヤング賞受賞は最有力候補でしょう。
MLBコム他のレポートでした。
了
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