不振の続いたヤンキース・黒田博樹投手は、27日のアズレチックス戦
に先発。8回をゼロに抑える好投で、初めてロードで勝利しました。
スライダーとシンカーを有効におりまぜ、的を絞らせないワザのピッチング
でした。
ジラルデイ監督は「彼はこの長い勝てない間、苦しみながら、自分で道
を開き、扉を開けた努力を評価する。彼の立ち直りはチームにも大きい」
と、賞賛。ヤンキースは今季初の5連勝。3位に戻り、オリオールズ、レイズ
がピタリ並ぶ首位争いに続きます。
しかし、哀れなのはブルージェイズの五十嵐投手。敵地のレンジャースで
逆転サヨナラのピンチを招き、わずか、2試合投げただけで見放され、
即座に戦力外。もう、メジャーでチャンスは来ないでしょう。
あと、存在を示しつつあるのは、ブリュワーズの青木外野手。
1、2番で起用され、攻守に印象付けるプレーを見せ、3割を超えて
レギュラーにあと一歩。日本での実績はウソでない、ことを示して
きたのはうれしいことです。
3番・イチローは2割7分台の不振。マリナーズはまた最下位に転落。
オールスターも難しいピンチです。
マイナーで打率1割台の松井外野手は、やはり
キャンプもオープン戦も出番がなかった、ブランクは大きいようです。
いつ声がかかるか、期待できません。
日本人選手が騒がれた時代はなつかくなる最近です。
MLBコムのニューズを集めました。
了
コメント