昨年、禁止薬物使用の発覚で「50試合出場停止処分へ」と、疑惑人物視
されていた、ブリュワーズのライアン・ブラウン外野手が、30日、
サンディエゴのパドレス戦で、突然、1試合3アーチ、最後の打席も
あわやの三塁打する、1試合6打点の大暴れです。
CBSスポーツラインの報道では「彼はずっと沈黙していたが、今日は明るく
”ファンの待望している、野球の醍醐味、オフェンスの魅力を
初めてお見せできたのは、本当にうれしい。常にチャンレンジして
きた私は、とてもエキサイトしている。特別なマンデー・ナイター
だった”、と、久々に雄弁に語った」と、あります。
ブラウン自身初の1試合3本。2004年にオープンした、この
ペトコ・パークは外野が広く「投手天国」と、言われていたので
ここで3本も打ったのは、ブラウンが第1号です。
4、5、7回の連発。最後の9回も後一歩スタンド入りでした。
「また薬物の後押しのお陰か」と、まだ疑うファンも少なくないのですが、
さて、薬物のことは、依然として何も言っていません。
1試合3本塁打と三塁打した選手は、レッドソックスのフレッド・リン
外野手が1975年6月18日、デトロイトで記録して以来、37年
ぶりの快挙(エリアス・データ調査)だそうです。
これで心身ともすっきりと、前進して欲しいブラウンですが。
了
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