3日、カンザスシテイのロイヤルズ対ヤンキース戦、試合前、
守護神、マリアーノ・リベラ投手が試合前の練習中、打球を追って、
センター付近でフェンスにぶつかり、右ひざをひねり転倒、すぐ
カートで運ばれ、ロイヤルズ医師の診断を受けましたが、MRI検査
の結果、「右ひざ前十字じん帯損傷」の診断、今季はもう
投げるのは不可能になりました。
MLBコムを始め、各メディア・ニューズも一斉に報道しています。
打撃練習で外野方向を見ていた選手は悲鳴。ベンチからジラルデイ監督も
ダッシュして駆けつけ、自ら、リベラを抱き上げて介抱しましたが、
診断を聞いて「こんな悲惨な結果とは」と、絶句。Aロドも「オー!マイ
ゴッド!」と、天を仰ぎました。
「どうしたらいいんだ。なぜなんだ。でもみんな、戦ってくれ」
と言うリベラは無念の涙が浮かんでいました。
リベラはすぐにニューヨークへ飛び、再診断を受けますが、
再起は不明です。もう、これが最後の年、になるかもしれません。
史上最多の608セーブを記録。今季も9試合5セーブを
挙げ、防御率2・16。激戦のア東地区で、今、リベラを失う
のは、ヤンキースには致命的な痛手です。
「彼の代役はいないよ」と、ジター主将も呆然。
もう42歳の大ベテラン。再起を祈るばかりです。
了
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